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一歩一歩、焦らず心を込めて!…「般若」完成を目指して!(*^-^*)

2022.12.12.
[ぴかぴか(新しい)]一歩一歩、焦らず心を込めて!…「般若」完成を目指して!(*^-^*)
 能面教室も、体調を崩されたり、怪我をされたりして、今日も6名の参加でした!
 相変わらず、皆さんは、ハイペースで次から次へと新しい能面に挑戦されてるようですが…
 自分は、自分らしくマイペースで制作中です!
 先日、温泉仲間の友人より、「般若」良くできてるね~と嬉しいお褒めの言葉を頂きました!
「般若」は女面なんだとお話したら、ビックリされてましたが、自分も制作するまではてっきり男面だと
 思っていました!
 
 資料によると…
 能面の代表作ともいえる「般若」は、女性の怨霊を表現する面で、女性の内なる怨念や情念、嫉妬、
 怒り、悲しみを極限まで凝集して打ち表し、多々ある能面の中でも抜きんでた作品との事。
「般若」の名の由来は室町時代の僧・般若坊の創作によるからとも、能の演目『葵上(あおいのうえ)』
 の「あら恐ろしや般若声や」のセリフによるともいわれてるとの事。
「般若」はその彩色により、白般若、赤般若と呼んで区別され、白般若は白い肌を持ち、斜めに二筋の髪が
 かかる額の毛描が特徴的で、左右の角、耳まで裂けた口は正に鬼の様相であるが、凄絶な中にも貴賓を
 幹事させ、『葵上』に登場する高貴な女性、六条御息所(ろくじょうみやすどころ)のシテ面として
 使用される。光源氏の愛を奪った葵上を恨み、やがて鬼相となって登場するのであるが、激しい恨みだけ
 でなく、女性の深い孤独と悲しみの表情をもとらえる。
 一方、赤般若は、娘が妄執から蛇の姿となる『道成寺(どうじょうじ)』や鬼女の住む『黒塚(くろ
 づか)』など、鬼畜的な要素を含む演目に使用されるとの事。
 
 現在、制作中の「赤般若」です!(*^-^*)
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