今日は２万２千人以上が犠牲になられた「東日本大震災」「東京電力福島第一原発事故」から１３年。

２０２４．３．１１．

今日は２万２千人近い人が犠牲になられた「東日本大震災」「東京電力福島第一原発事故」から１３年。
　昨日が日曜日だったので特集報道が行われており、復旧・復興の現状や課題等が…
　能登半島地震があった直後だけに、他人ごとではなく、自分達にも起こりえる事とあらためて思い
　ながら…
　現在も、福島県民は県内外に、約２万６千人が避難されてるとの事。
　福島第一原発の１０００基以上のタンクの処理水の放出も開始。
　一番課題といわれてる燃料デブリ取り出しは、道筋さえ見えない状況下のようだ。
　警察庁まとめでは、死者１万５９００人、行方不明者２，５２０人。震災関連死３，８０２人。
　２万２，２２２人の方々が犠牲になられた東日本大震災、あらためてご冥福をお祈りすると共に、未だに　
　行方不明になられてる方々が、ご家族のもとに帰れることを願っています。
　高齢の方々が一瞬にして、全てを失い、懸命に前を向いて生活されてる姿に心痛みます。
　自分だったら、本当に立ち上がることが出来るのかなと思ってしまいます。国・行政等の長い支援対策も
　必要だと思います。
　

『三条地震』…今から約１９６年前の出来事である。
　江戸時代後期の文政１１年１１月１２日（１８２８年１２月１８日）８時頃、新潟県の越後平野を震源と
　する推定マグニチュード６．９の三条地震が発生。この地震で信濃川地域の三条市、見附市、長岡市　
　（前栃尾市、与板町）などで、家屋の倒壊、山崩れ、地中からの水や砂の噴出、また、市街地での火災が
　相次ぎ、死者１，０００人以上、家屋全壊約１０，０００棟、焼失家屋１，０００棟以上の被害が発生　
　したとされています。

　今日は「能面教室」です！
　この２週間、能面と真摯に向き合ってきたつもりです！(#^.^#)
　先生から、どんな評価、アドバイスを頂けるのか、今から楽しみです！(笑)
「朝倉尉」…子牛清光作
　同じ「朝倉尉」でも、福来の「朝倉尉」と較べると、大変な違いである。福来の「朝倉尉」は、額に多く
　の皺（しわ）があり、目は三日月のように曲線をなし、頰骨は突出して肉厚だし、その間を太い鼻柱と
　大きな小鼻が占領している。また、口は上下の歯をあらわに見せて大きく横に開いている。
　一方、この小牛作の「朝倉尉」は、すべての点において、対照的である。
　今かりに、この小牛の「朝倉尉」の鼻下の髭を、植毛でなく描き毛に代えれば、「小牛尉」と言っても、
　疑う者はいないだろう。小牛もまた、福来より古い時代の面打ちであった。創作期の能面というものは、
　これほどまでに差異があるのだろうか。
　福来の「朝倉尉」でも、その健康的な彩色に感心させられたが、この小牛の「朝倉尉」は、さらに強烈で
　ある。赤銅ではないかと思われるほどの褐色は、活きいきと、自然を超えた魅力に輝いている。
　
　おそらく、福来の「朝倉尉」だと思うのですが！…恐れ多くて先生にはお聞きできません！(笑)
　

　現在、制作中の小牛清光作の「朝倉尉」
　　

　朝倉尉の制作にあたってのブログです！(#^.^#)…今、読み返すと、思わず笑ってしまいますが！
　　https://y-onsensomurie.blog.ss-blog.jp/2022-11-15

　
「大黒」…
　　大黒天は、インドでは恐ろしい姿をした破壊，戦闘の神だったが、財福の神という面もあった。
　　日本では、大国主命（おおくにぬしのみこと）と同一視されて南北時代から、ふくよかな体形、福耳、
　　打ち出の小槌を持った財宝神としての姿で表される。
　　わが国の神話から出た大黒は、早くも９世紀には大黒天として仏教の中にとり入れられ、やがて七福神　
　　の信仰が生じると、恵比須といっしょに福の神として、そこに加えられることになった。
　　したがって、古い大黒天は仏像としての厳しさがあり、こうした笑顔にはなっていない。
　　狂言面の大黒は比較的古様のものである。
　　現在、制作中の「大黒」
　　　

　「さあ～、今日は緻密な作業になりますが、焦らずにゆっくりと頑張って下さい！」
　お仲間が朝倉尉を見て、う～んとうなずく感じで…
　お世辞にも「なかなか、良いですね！」とは言えないですよね！(笑)
　今日の教室での最終作品です！
　
　再来週の能面教室までに、家で今日の工程を再挑戦しようと思います！
　ここまで来たら、失敗しても怖いものなしの心境ですわ！
　最後の必殺技で、皆さんをアッと言わせようと思います！(#^.^#)

「大黒」
　今日は、耳と口の部分を少しして、主に裏面加工を…